『不思議惑星キン・ザ・ザ』

不思議惑星キン・ザ・ザ

ハテナなロシア映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』

不思議惑星キン・ザ・ザ | Movie Walker

少し奇妙な映画が見たいならば、1986年のロシア映画『不思議惑星キン・ザ・ザ』をチェックしてみましょう。一部のシネフィルからカルト的な人気を博したSF映画で、異世界人とロシア人の交流がテーマになった、独特のスローなテンポを持つ作品です。

<『不思議惑星キン・ザ・ザ』…あらすじ>
ロシアの街で暮らしていた、何の接点もない中年男と学生は、ある日街中で異世界人を名乗る男に出会い、キン・ザ・ザ星雲の惑星まで飛ばされてしまう。地球人と同じ格好をしていながら、「クー」と「キュー」しか話し言葉を持たないキン・ザ・ザ人と何とか交流しながら、「おじさん」とマシコフ青年は、故郷に戻るために悪戦苦闘の日々を送る。

<え? 何それ? 不思議設定の数々>
そもそも言葉が「クー」と「キュー」ない時点で十分にミステリアスですが、『不思議惑星キン・ザ・ザ』には他にも魅力的なディテールが散見されます。たとえば、ただのマッチは「カツェ」と呼ばれて貴重品とされ、所有者の階級にまで影響します。また、「エツィロップ」と呼ばれる警官が威張りくさっていて、市民は彼らを見つけると必ず腰を落として、「クー」と敬意を込めて挨拶しなければ、懲罰を食らいます。…まるで意味不明な設定です。

しかし、「郷に入っては郷に従え」という言葉を体現するように、2人の地球人は生き残りをかけて惑星に馴染もうとします。彼らからは、「プライドを捨てて努力すること」の大切さを学ぶことができる…かも?


<待望のDVD化>
『不思議惑星キン・ザ・ザ』は、日本では1991年に公開されて以降、長らくビデオ化すらされていませんでした。しかし近年ようやくDVDで発売され、借りられるレンタルショップも増えてきています。どうしても近くのお店で見つからない場合は、ネットレンタルを利用すると良いでしょう。ちなみにネットレンタルショップは、大体初月無料体験サービスを行っているので、お好きな作品を気軽に借りることができます。

フツーの映画にはもう飽きた!という玄人なあなたはぜひチェックしてください。最初はチンプンカンプンでも、ラストには意外な感動が待ち受けているので、気長にご鑑賞を。

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