前評判の良さだけに振り回されない

新作映画が公開される前には、随分と前からさまざまな前評判を耳にすることになるでしょう。たとえば、映画の公式サイトがインターネットで公開されたり、SNSの公式アカウントから撮影の様子や役者の声が伝えられたり、試写会が開かれてその様子を専門家たちなどが品評したりします。でも、必要以上に前評判に振り回されないようにしてください。

<前評判はあくまでも宣伝のためのもの>

映画の前評判は、あくまでも宣伝のためのものとして考えるぐらいが良いでしょう。映画を作るには、とてもたくさんのお金が必要です。すでに制作に入っているという事実は、スポンサーが付いていてそのスポンサーから制作費用を支給されていることも意味するでしょう。

では、なぜスポンサーが制作費用を出すのかを考えると、答えは明らか。当然ながら、映画がヒットすることで多くの人の目に触れて、スポンサーとしての企業にも商品宣伝になり、商品が売れるという効果を期待しているからですね。つまり、良い映画だよ、とか、観る価値の高い映画だという前評判が立つことが望ましいのです。

なので、前評判の良さをそのまま鵜呑みにすることは止めましょう。本当に良い映画ならば、前評判はさて置いておいて、実際に公開されてから客足が伸びたり評価が高くなったりすることで証明されるのです。前評判が良いからと言って、それだけで良い映画だと判断することだけは避けてくださいね。

<前評判と自分の評価が異なることも多い>

前評判が良い映画を実際に観に行ったとき、自分は今ひとつ好きになれなかったということも十分にありえます。そのときに、自分の評価が間違っているのだと考える必要はありません。前評判と、自分の評価は異なることがあって当然です。

前評判は、あくまでも制作側と一部の評論家などが作ったものであって、実際に多くの人が下した評価ではないことも覚えておきましょう。つまり、実際に自分が観に行ったときに前評判と真逆の評価を下しても、まったくおかしくないのです。

映画の前評判が作られる目的などを考えれば、前評判と自分の評価が異なるとしても、ある程度納得が行くことでしょう。なんにせよ、自分の評価を信じることが大切です。ほかの人が素晴らしい映画だと評価しても、自分はそうは思わなかった、でかまいませんよ。

<前評判はひとつの目安程度に考える>

でも、あまりにも前評判が悪い映画となると、観たいという気持ちが湧かないのも事実。正直、事前の評価がなぜそこまで悪いのか、理由が気になるところです。ただ、前評判はそれほどでなくても、実際に公開されてからの評価が良くてロングヒットになる作品もないわけではありません。

つまり、前評判はひとつの目安程度に考えるのが妥当なのだという点に落ち着くでしょう。結局は、公開されてからの評価が現実であり、さらに実際に目にした自分の感性での評価が真実なのです。前評判はあくまでも、前評判。映画の良さや実力とは、必ずしもイコールとはならないことを理解しておきましょう。

<まとめ>

新作映画の前評判は、気になるものです。でも、前評判は制作側とスポンサーの意図が絡んだり、ごく少数の人の意見に偏っていたりすることも事実。映画の前評判は、あくまでも映画選びのためのひとつの目安程度に考えておき、最終的には自分の感性を信じることが大切です。世の中があまり良くない映画と評価しても、自分にとって最良のフィルムになることは十分にありえますよ。

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