『17歳の肖像』

17歳の肖像

思春期の少女の矛盾や未知の世界への願望『17歳の肖像』

20代までに見るべき洋画
「17歳の肖像」は、キャリー・マリガン主演の、思春期の少女の矛盾や未知の世界への願望を描いた作品です。2009年イギリスで製作されました。第82回アカデミー賞にも3部門でノミネートされた作品です。

<『17歳の肖像』あらすじ>
1961年、成績優秀なジェニーは、父親の強い勧めによりオクスフォード大学を目指していました。ある雨の日に、ジェニーは、持っているチェロが濡れないように車に乗せてあげるという男性に出会います。彼の名前はデイヴィッドと言って、ジェニーよりも倍以上も年上でしたが、教養豊かで色々な有名人に通じている人でした。ジェニーはデイヴィッドに連れられてコンサートやオークション会場に行き、知らなかった世界を知り夢中になります。

<夢から醒めるジェニー>
ジェニーはデイヴィッドに出会ったことで、普通の高校生ではとてもできないような経験をたくさんします。今までの生活が取るに足らないもののように感じるようになったジェニーは、勉強よりも彼と出かけることの方が重要になり、成績を落としてしまいます。

厳しい両親も、一時は成績が落ちていくジェニーを叱っていましたが、デイヴィッドがお金持ちだとわかると、彼と結婚するならば成績が落ちても仕方ないかもしれないと言い出します。ジェニーは本気で学校も勉強も捨てて、デイヴィットと一緒にいようと考えます。

ところが、あることがきっかけでデイヴィッドが既婚者だということがわかります。ばれた後デイヴィットは逃げ、ジェニーは問いただそうと彼の家を訪問します。そこにはデイヴィッドの妻と子供がいました。しかも、妻と話したジェニーは、彼が何度も浮気していて、自分はそのうちの一人に過ぎなかったことを知ります。その後も、デイヴィッドはジェニーに説明することも、会うことすらありませんでした。

騙されて傷つくジェニーですが、彼女を心配していた先生のもとへ行き、もう一度やり直すことを決意します。一度は心配する先生にひどい言葉を吐いてしまったジェニーですが、先生は彼女を許して、勉強を教えます。元々優秀だった彼女は見事に巻き返して、オクスフォード大学に入学しました。

彼女の、傷ついているのに過ちを反省して一からやり直すシーンに心を動かされます。今まで頭ごなしに彼女を叱りつけていた父親も、ジェニーにどうしてデイヴィッドと付き合うことに賛成したんだ、と八つ当たりのようなことを言われても、怒らずに謝ります。同じ大人でも、逃げるデイヴィッドと、過ちを許して助けてくれる先生や両親が対比されていて印象深いです。前半は学校生活や家が退屈で、デイヴィッドといる世界の方が魅力的に映るのですが、最後に助けてくれるのは身近な方なんだと感じられます。

<年の離れたジェニーとデイヴィッド>
映画には17歳のジェニーと、倍以上年の離れたデイヴィッドがホテルに行くシーンが出てきます。実際にそんなに年の離れた彼女がいたら、EDの問題で困る方もいるかもしれません。しかし、EDはバイアグラという治療薬を使えば解決することができます。EDにお困りの方は、一度検討してみてください。注意としては、バイアグラはネットで購入することができず、病院で処方してもらう薬です。ネットで売られている商品は違法なので、購入しないよう気を付けてください。

「17歳の肖像」でジェニーは、今までの日々に疑問を抱き、実際に普段の生活から飛び出してみます。最後には、彼女は騙されていたことに気づき、元の生活に戻ることになるのですが、彼女は前とは違った見方でこれまでの日常を見ることができるようになります。少し道を外れてしまっても、失敗を糧にすれば無駄にはならないことを教えてくれる作品です。

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