『アルマゲドン』

アルマゲドン

自己犠牲で見せる親の愛情『アルマゲドン』で泣く

20代までに見るべき洋画
「全米が泣いた!」はこの映画にこそふさわしい!『アルマゲドン』は壮大なスケールの中で展開される、親子の愛が詰まった傑作です。20代を迎える前に、ぜひ一度見ておきたい作品と言えるでしょう。

<『アルマゲドン』あらすじ>
アメリカのスペースシャトル「アトランティス号」が謎の爆発を起こし消息を絶った。原因究明が急がれるなか、世界各地で宇宙からの飛来物による損害が多発する。やがて、衝撃的な事実が確認された。 それは、テキサス州に匹敵するほど巨大な惑星が地球に突入するコースに入っているというものだった。しかも、地球に衝突するまでに残された時間はわずか18日しかなく、このままでは人類滅亡は免れない。
NASAをはじめ関係当局が下した決断は、核爆弾による惑星の破壊だった。爆発の衝撃で進行方向を変えることで衝突を回避する。失敗の許されないワンチャンスのミッションであり、問題は誰がそれをやるかだった。
この作戦を成功に導けるのはあいつしかいない…確実に惑星の軌道を変えるには、できる限り深い場所で爆発させる必要がある。そのためには、掘削のスペシャリストが必要だ。このとき、石油掘削の最中だった、掘削のプロ中のプロであるスタンパーに白羽の矢が立つ。生きて帰れないかもしれない過酷な任務だが、スタンパーは自分のチームを率いて行く条件で引き受けた…。

<親の愛情を宇宙スケールで描く>
この映画の最大の見せ場は、スタンパーが土壇場で親の愛情を一滴残らず浴びせかける場面です。それは理屈ではなく、親だから。ただそれだけです。その相手はもちろん最愛の娘であり、その娘が選んだA.Jでした。ここは日本風の表現だと、過去の思い出が走馬灯のように回転するところです。
製作サイドがここで「全米が泣いた」といえるようにと考えていたであろうことは間違いないでしょう。その伏線として、スタッフの全員が予定通りにことが運ばない極限状態の中で、自身の任務に忠実に行動しようと懸命に努力をしている姿が描き出されていますから。 そんな作り手の思惑を承知の上で、全米どころか全世界を泣かせてやってもよいと思える仕上がりです。

<役者の選定がグッド>
本作が素晴らしいと感じるのはキャスティングの妙もあります。 この作品も配役には相当神経を使っただろうと推察できます。主役はもちろんですが、他の出演者も設定されたキャラクター通りの活躍をしてくれています。1人誰かが入れ替わっただけでもここまで完成しなかったのではないかと思えるくらい、役どころに違和感がありません。

<親になる前にみておきたい>
スケールの大小にかかわらず、親心は偉大なものです。多くの人は映画を観なくてもやがて大きな親心を持つのでしょう。しかし、若いうちは自分の親の気持ちなんかわからないものです。直接自分とは関係ないこの映画を通じてなら、もしかしたらわかるかも知れません。親になったつもりで見てみるのもよいでしょう。

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