『ゴッドファーザー』

ゴッドファーザー

マフィアに教わるダンディズム『ゴッドファーザー』

ゴッドファーザー | Movie Walker

ダンディズムを学びたいならば、『ゴッドファーザー』で決まりです。マーロン・ブランドのアクトに、「男とは何か」を教えてもらいましょう。もちろん、作品の質も超一級品。何度でも見直したくなる一本です。

「本当に男らしい生き方ってなんだろう…」

男性ならば、生きていると一度はそんなことを考えるものです。ダンディズム、とでも言うべきものでしょうか。自分一人で答えが導き出せなければ、『ゴッドファーザー』に教えてもらいましょう。名優マーロン・ブランドの演技の中に、正解は隠れています。

<『ゴッドファーザー』…あらすじ>
ヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)はアメリカの裏社会を仕切るマフィアのドン。闇に生きるすべての人間たちから敬意を浴びる、悪のカリスマだ。しかし、ある日敵対する勢力の刺客に襲撃され、瀕死の重傷を負う。そこで、息子兄弟の中でそれまで唯一まっとうな人生を歩んでいたマイケル(アル・パチーノ)が立ち上がり、報復に出る。

<血みどろの抗争とセピアのコントラスト>
『ゴッドファーザー』では、いくつかのギャング集団の思惑が絡み合った、複雑な抗争が描かれます。流血シーンも多く、時間的にも3時間の幅があるので、決して見やすい作品ではないでしょう。しかし、全編が薄いセピア色にかすんでいて、優しく懐かしい雰囲気を醸し出しています。血みどろの抗争も「美しい」と思わせる力を持った作品です。

<ブランドが教える「男」>
当時48歳のマーロン・ブランドが演じた老ドン・ヴィトーは、非常に男気にあふれた人物です。街の市民の願いも聞き入れ、「おまえとは友達だ」と言葉をかける。また、お調子者の長男・ソニーも、老人とは思えない気迫で黙らせてしまう。時折チャーミングな微笑みも浮かべ、場の雰囲気を和らげる…まさに「大人の余裕」「風格」を感じさせます。

もちろん、ヴィトーは悪の王。世間に認められた存在ではありません。しかし「男はこうあるべきだ」とすべての男性に思わせる、独自の説得力を持っています。鑑賞を終えた後では、きっとあなたも、ヴィトーのちょっと奇妙な喋り方を真似したくなるはず!?

ちなみに『ゴッドファーザー』シリーズは、PARTⅢまで続いていきます。アル・パチーノが演じる冷酷無比なドンも、またブランドのドンとは別なカッコ良さがあります。3部作で、なんと合計9時間! 休日はまる1日、『ゴッドファーザー』の世界に浸かってみませんか?

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