独自の価値観で、本当に優れた映画を

映画は、好き嫌いが分かれやすいものです。世間で傑作と呼ばれているものが、自分の胸には響かないこともあります。しかし、何も無理をして感動する必要もありません。本当に自分にぴったりの作品は、きっとどこかであなたに見つけられるときを待っています。

<価値観は人それぞれ>

当然のことながら、ものに対する価値観は人それぞれです。「世の中はお金が1番だ」という人もいれば、「愛こそすべてだ」という人もいるでしょう。「いや、映画こそが1番」と考える人の中でも、どんな作品が好きかという具体的な話になってくると、意見は分かれてくるはずです。しかし、自分と異なる考えを、「ありえない」と否定するべきではありません。「違い」を進んで肯定することこそが、個性の確立にも繋がっていくからです。

それぞれで別の感じ方ができるから、映画は面白い…そういうものです。さあ、今日も自分だけの1本を探して、胸を打つ作品との出会いを探しに行きましょう。

<緊張感のある映画鑑賞を>

傑作の予感がする新作映画を見つけたら、できるだけ劇場でご覧になることをおすすめします。もちろんDVDで楽しむのが「悪」というわけではありません。しかし、1800円という入場料金を払って劇場で見る映画と、100円~300円程度で借りて自宅で見る映画は、確実に質が違います。人は、「もったいない」という感情に弱いものです。1800円も払って映画を見るときには、元を取るためにそれなりの緊張感を持って鑑賞に臨みます。この緊張感が映画に意識を集中させ、隅から隅まで魅力を味あわせてくれます。

たとえ失敗作であれ、1800円という高いお金を払って見たのだから、思い切り悪態をついてOKです。「本当につまらなかった」「時間の無駄だったな」…批判する権利も当然あります。そしてそんな失敗を繰り返してこそ、魅力的な映画に出会ったときの感動が大きくなります。「この映画に会うために、生まれてきたんだ」と、そう思えるわけです。

世界では、今日も新しい映画が封切られ、ある人々には感動を与え、ある人々には落胆を与えています。自分だけの1本を見逃さないように、常にアンテナを高く張っておきましょう。1800円払えば、いつか劇場で「生まれてきた意味」と出会えるかもしれません。

TO TOP