『パイレーツ・オブ・カリビアン』

パイレーツ・オブ・カリビアン

「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、ジョニデの魅力が爆発!

パイレーツ・オブ・カリビアン | Movie Walker

ディズニーランドに行ったことのある人なら、誰でも「カリブの海賊」のアトラクションに乗ったことがあるはずです。もっとも古くからあるもので、一番ディズニーランドらしい乗り物とも言えます。内容は実にシンプル。船に乗って、海賊の街並みを覗き、動く人形を観て回るだけ。そういってしまうとぜんぜん面白くないのですが、なぜかとても面白い。

ディズニー初心者の中には、一日に何度も乗ってしまうという人もいます。単純な物なのに、いつまでもファンを飽きさせません。2003年に初公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」は、この「カリブの海賊」をモチーフにした映画です。アトラクションと同様に、なぜか目が離せなくなる、もう一度観てみたくなる作品です。

<一度観たら病み付きになる、不思議な魅力の作品です>
映画の中の登場人物には、ディズニーランドのアトラクションで見かけるキャラクターが随所に現れ、「ああっ!」と声をあげたくなるような感動があります。単純なストーリーにもかかわらず、映像の美しさ、音楽の見事さ、役者の演技の素晴らしさによって、最後まで飽きさせません。

バカにしつつ観はじめた人も、終わるころにはすっかり主演のジョニー・デップのファンになってしまうというような、とても不思議な魅力をもった作品です。制作の企画が持ち上がってから実際に制作が開始されるまで10年以上の時間がかかったのは、「面白いはずがない」と誰もが感じる企画だったからでしょう。

海賊映画には成功作がなく、主演のジョニー・デップという役者には、1990年の「シザーハンズ」以来大ヒット作はないことから、批評家の間では作品の失敗を予想する声が圧倒的だったと言われています。にもかかわらず、公開されると大ヒット。大方の予想に反して、批評家の受けもよく商業面でも成功しました。

1作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」に続いて、2006年に公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」は、興行収入が史上2番目の速さで10億ドルに達するという空前の大ヒットとなりました。現在までのところ、史上4番目の世界興行収入を誇っています。

<意外と年寄り!? ジョニー・デップ>
日本ではジョニデと呼ばれ、若い女性にも大人気のセクシー俳優ジョニー・デップですが、実は1963年生まれ。既に50代のおじさんです。貧しい家庭に生まれ、幼少時には頻繁に引っ越しを繰り返しました。ストレスから自傷行為をしはじめ12才で飲酒の習慣を、14才でドラッグの習慣を身につけたそうです。16才のときにドラッグ仲間の友人が死亡したのを機に改心し、高校を中退してミュージシャンになろうと決意しました。

ギタリストとしてはそこそこ成功しましたが、恋人の元恋人ニコラス・ケイジの紹介で俳優の世界に入りますが、「マイアミ・ホットリゾート」などB級の映画にも出演するなど、役者としては大きな成功はありませんでした。「シザーハンズ」は大ヒットとなりましたが、それ以外にはあまりヒット作はなく、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のヒットまでは、中途半端な役者だったといえるでしょう。

それが、いまや世界的な人気を誇る役者です。「パイレーツ・オブ・カリビアン」はそれほどインパクトのある作品です。ジョニー・デップのコミカルな演技がこの映画を最高の娯楽映画にしています。是非、もう一度観てみてください。

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