『スタンド・バイ・ミー』

スタンド・バイ・ミー

アメリカの少年映画の不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』

スタンド・バイ・ミー | Movie Walker

20代までに見るべき洋画
アメリカの少年映画の不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』。好奇心で死体探しの旅に出た少年たちは、道中でさまざまな経験を得ます。旅の終幕に主人公が呟く、「街が、小さく見えた」という台詞はあまりにも有名!必見です。
「ウェンザナイ、ハズカム…」から始まるテーマソングも有名な『スタンド・バイ・ミー』は、1986年に公開されたアメリカ映画です。ホラー作家、スティーブン・キングの名作をアレンジして撮られたもので、約90分の短めの映画。内容はバッチリと濃いので、ちょっと時間が作れたら、ぜひレンタルで鑑賞してみましょう。

<『スタンド・バイ・ミー』…あらすじ>
舞台は1950年末のオレゴン州。優秀な兄を失くし、両親から「おまえが代わりに死ねばよかった」と呪われる主人公を含め、それぞれが何らかの理由で心に傷を負った4人の少年たち。彼らはある日聞いた噂を頼りに、死体探しの旅に出る。旅の途中で起こるさまざまなハプニングと、少年たちの魂の交流を描く、ひと夏のアドベンチャーストーリー。

<子どもには子どもの世界がある>
大人には大人にしかわからない事情があるように、子どもにも彼ら自身にしか理解できない微妙な感情があるものです。『スタンド・バイ・ミー』はそんな少年期の心の揺れ動きをリアルに蘇らせてくれます。ちなみにタイトルは、和訳すると、「僕の傍にいてくれ」という意味。1人では生きられない少年の心の叫びを、実にシンプルに表現しています。

<冒険の後では、街が小さく見えた>
少年たちが冒険を経て成長したことを示すシンボリックな台詞として、「街が小さく見えた」というものがあります。終盤、別れ際に主人公が独白としてそう呟くわけです。
これと似た経験は、誰にでもあることではないでしょうか。たとえば修学旅行から帰ってきて、家路につくまでの道は、何か普段と変わったように見えるものです。空の色、空気の匂い、家々との距離感…何もかもが少しズレたように感じられます。たった少しの時間と経験が、人間を大きく変化させることもある…そんな生々しい感覚も、この映画は思い出させてくれます。年老いて感受性が鈍りきってしまう前に観ておきたい作品です。
夫婦・カップルで見るのにもおすすめの映画です。一瞬だけではありますが死体の描写もあるので、心臓が弱い人は避けた方がいいかもしれません。夏の気だるい午後に、クーラーの効いた部屋でビールでも飲みながら、のんびりと鑑賞してみると良いでしょう。

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